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資質的なSと、結果的なSというのがいて。
結果的Sは、言ってみれば、一般人です。
誰だって、自分より弱いものに勝つ快感というのはあるでしょう。それを覚え、場合によっては溺れた、という程度のものです。
なべて、攻撃性というのは、自己防衛なので。弱いものほどより弱いものを攻撃するんです。
そうして、自分の中に息づくいくばくかの強さを確認して、ようやく生きる自信を得るんです。薄っぺらな快感とともに。
それが結果的S。
資質的Sは、知っているんです。
毒を一滴垂らすのに、最も美しい波紋を描き、最も効率よく対象を殲滅するのは、どこか。
Sの資質とは、精神的優位に立つ才能です。
上から、あくまでも上から、ほんの一滴、垂らした毒で、対象を壊す。
本物のSに、無駄な攻撃はありません。
一度当たったボールを何度も投げるなんて、地に伏せった相手をなおも打つなんて、そんなのは、慎みある本物のSのすることではありません。
立ち上がってまた向かってくるまでは、振り返りもしてやらない。一瞥もくれてやらない。止めすら刺してやらない。
弱者を攻撃なんかする必要はないんです。自分の強さなんて、確認するまでもないから。
彼らにとっての加虐の悦楽は、過ぎる程に純粋なんです。それはただの娯楽なんです。だからこそ、高いレベルを求めるんです。
資質的Sが弱者を叩くとすれば、それは、煩い羽虫を潰すのと同じです。
そこに快感はありません。あるのは、不快の消滅です。
・・・・・・って、わたしってやっぱりSなんですかね?
でも、叩かれるのも好きなんだけどなー・・・。
というか、単に日本人にMが多すぎるだけのような気がする。(少なくとも現代においては)
そのせいで、特筆すべき程でなくても、そのS性を取り上げられるというか。比較の問題で。
Mというか、弱者が多いのかな。精神的弱者。打ち合う覚悟も、悪者になる勇気もない人たち。
別にそれが悪いってわけじゃないんだけどね。
しかし役割というかバランスというか。
そうでない人もいないと、社会として未熟に思えてしまうのはわたしだけか。
世の中には、わたしなんか足元にも及ばないS資質の人がいるんです。
わたしの毒なんか、一人ずつしか狙い撃ちできないからね。一人一人の位置確認して、毎回梯子かけて昇って撃ってるだけだから。
本物の本物は、いつだって高みにいます。一滴で、どれ程の範囲を酔わせることか。
っつか、そういうSの毒でわたしもやられたいよ!!!!
どっかに本物のSはいねがあ!!(何故なまはげ)
・・・という気持ちで描いたのが、
「レッツプレイ! ユーアーザプレイヤー」 (金鉄/AKIRA)
※強制自慰・放置プレイ・目隠しプレイ・羞恥プレイ・鬼畜(はプレイじゃない) 注意
です。
途中で服着てたはずが着てなかったり着てたりっていうのは、多分そういう服なんだと思います。
今だから言うけど(今だからって言っていいわけじゃないけど)、わたし、世間での自称鬼畜って、お前ふざけんな!!と思ってたんですよ。憤ってたんですよ。
は!? 何このヌルいの? どこが鬼畜よ。何も鬼じゃねえ怖くねえ。
え、何? ギャグ? 笑わせたいの????
笑わせたいならもっとこれくらい
描けやあああああああ!!!
ってな!
というわけで、これはギャグ漫画です。(え?)
ギャグ漫画です。
ていうかな、鬼畜ってギャグなんだよ。結局ギャグなんだよ。我に返ってみな。絶対ギャグだから。
つか、ゲラゲラ笑ってこそ鬼畜でしょ。
しかし、みんななんで鬼畜ならちゃんと鬼畜にギャグならギャグに描かないのかって、ずっとイライラして見てたんですけど、描いてみてわかった。
誰も喜ばないからだね!!
需要がないからだね!!
何ひとつ誰のためにもならないからだね!!
エロでもなんでもないもんな・・・。なんつーか、これじゃ、体育会系のいじめですよね。
でも、個人的にはそういうのがいいと思ったんだ・・・。
今回Sと鬼畜について語ってわかったけど、わたしアレだわ。
神威嫌いなの、そのせいだわ。
アイツ、鬼畜じゃねえもん。ほんとの鬼畜じゃないのに鬼畜キャラだもん。ほんとのSじゃないのにSキャラだもん。
あれこれグダグダ愚痴りまくってたけど、結局それだけの理由だったわ。(多分)
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