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待ってたよ(?)。まあちょっと聞けよ。
ヴィンランドサガ1巻から読んでたんだけどさ、ちっさい頃のトルフィンさ、歯が一本欠けてんのよ。でさ、戦士として活躍してる頃はさ、当然だけどもう生えてるわけ。つまり、アシェラッドは、その過程を見たわけよ! 何かそれだけでゆうべ一人激しく萌えて、ギャーー!!となってたんだけどさ。
アシェラッドは、トルフィンのことずっと見てきたわけで、その成長過程を全部知ってるわけですよね! あのガキの成長は、あのジジイのおかげなわけですよ100%!
船に乗るなら仕事しろとかって言ったよね。そんでガキがムキになってやるようなちょっとキツイくらいの力仕事とか課すよね。その後、食うのも仕事だとか言って食わすよね。それでもいうこときかなかったら、決闘をエサに食わせるよね。もちろん相手にならないよね。でもボロボロになっても気絶するまでやめないよね。気絶したらこっちのもんだよね。邪魔だとか言ってちゃっかり船室の隅っことかに寝かせるよね。
で、翌日、また決闘って言ってくるよね。でも十年早いとかって断って、何か特訓的なことやらせるよね。高いとこに提げた的落とすまで受けてやらんとかそういうの。
そしたら特訓するよね。それをずっと見てるよね。正に成長を目の当たりにするよね。そして2日後くらいに課題をクリアしてまた決闘ってときに、ものすごく成長はしてるんだけど、もちろんまだ全然相手にならないわけ。でも、トルフィンはそれでもアシェラッドの想定を一歩だけ超える技を見せるのよ。何でかって、トルフィンだってずっとアシェラッドを見てきたからだよ! 戦線でのアシェラッドを見て、そこから吸収してるわけよ。
それでもやっぱり負けてしまって、でも今度は気絶はしなくて、夜拗ねて、船尾でひとり見張り番するよね。そこで、亡きトールズさんと語り合うよね。で、それをアシェラッドも実は見てるわけ。トールズさんが見えてるわけ。その見えたっていうのは、トルフィンの可能性というか、器というか、進む道というか、自分の与えたものとは関係ない伸びしろみたいなものなの。トルフィンはアシェラッドを超えた向こうに亡き父を求めて、超えれば父に会えると潜在意識的に信じてるって、アシェラッドははっきりそこで悟るわけ。
それでですね、的落とす課題があったわけじゃないですか。その的がアシェラッドで、その向こうの大空がトールズさんなんですよ!
そこで、アシェラッドの生き方は、少し変化するよね。地べたで手を汚すこともしつつ、必ず高いとこに立って的にならないといけないんだから。それによって彼は、少しは胸を張って生きていけるようになったんじゃないか? トールズを見上げるくらいの角度で。
どうだ、これが
萌 え 三 角 関 係
だよ!! 誰もが誰かに片想いだぜ!?
って、もうメール1時間打ってるぜ?
歯一本からどんだけ広がるんだよって話だよ。もう!
なんてメールを、朝6時に送りつけられた方には謹んでお詫び申し上げます。
あ、あくまでもしそんな方がいらっしゃったらの話ですけどね!
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