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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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みうち

よくわからないが、遺産って欲しくなるものなんだろうか。
自分の経験としては父が亡くなった時、相続税で悩まないくらいの貯金が残されたけど、妹のとこが大変だろうと思ってもらわなかった。それに家が一番近い妹が手続きとか全部やってくれたし。でもそれは、争うほどの金額でないからなんだろうか。確かにたくさんあったら、じゃあみんなで分けようかってなるような気はするけど、争いはしないような。そこで取り分を多くしたいとまでは思わないような。でも、自分ばっかり取ろうとする人がいたら腹は立つかな。ケンカしちゃうかな。
でもたとえば相続すべき子供がいるのに、親戚の立場で手を出そうとは思わないな。自分が故人の介護を中心的にやってたというなら別だけど。そうだなあ。土地家屋なら同居していた人間が、金銭なら介護してた人間がもらえばいいんじゃないかな。
と、今の私は思うけど、世間では知り合いの知り合いくらいの話として結構よく聞きますね。遺産相続争いの話。

もうひとつよくわからないのは、他人のことで本人以上にショックを受けてそれを周りにぶつける人。
大変なことや辛いことって、経験した本人が一番大変であり辛いにきまってるんだから、その人のためを思うなら自分の気持ちは隠したり後回しにしたりすべきだと思うんだけど。本人がそれでもがんばろうと思ってる時に、大変でしょ大変でしょ辛いでしょって言いまわっても仕方ないし、実は自分の気持ちの整理のつかなさを垂れ流してるだけなんだもんなあ。
なんとなくそういうのって女に多い気がして、私の中で「だから女は」って思っちゃう理由のひとつになってます。自分が辛いのに他人のことにしてさ。そういうのめんどくせえなあ。

しかしそういったことを、どうやら身内同士でなら仕方ないと済ませてもらえる節も世間ではあるようで、結局は私はそこを理解できていないのかもしれないです。
相手のことを思いやるなら、相手を一人の人間として優先してあげられないのかなあ。身内同士ならそういうのはむしろ水臭いってなっちゃうのかな。その価値観がいい年してまだ受け入れられない。

でも、お葬式は故人のためでしょ。故人の気持ちを優先させようよ。遺産だって、故人のものでしょ。故人が払うべき相手に受け取ってもらおうよ。他人の身に降りかかった困難や面倒事を、自分がしょってるみたいに勘違いしたって無駄だよ。しょってるその人を、できる形で支えてあげようよ。そういうのも、合理性だと思うんだけど。そもそも合理性がだめなのか?

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