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やめんかそれにはわけがあるんじゃ。
あー、これは心の平穏を保つ魔法の呪文だね。自分の好きなものについて反論できない批判を受けた時に心の中で唱えるといいよ。
以前からそういう傾向はあったんだけど、私は自分の好きなものとかを的確に批判されるのが結構好きで、そういうの言われてるとこ覗いちゃうんですね。今は某アニメのこととかさ、「ゆるふわ水泳部()」とか言われてもその通りだしな。そんなときは、「やめんかそれにはわけがあるんじゃ」しかないよ。まあ、穴のないものだけを好きになるわけがないしな。穴とか粗とか、指摘されたら反論しても仕方ないじゃーん。本当に彼岸島スレは私の平穏を助けてくれる。
何だっけ。「AKIRAって別に面白くなくね? 絵がSUGEEEEEだけじゃね?」ってのを見てさ。でも今見ても絵がすごいってことがどれだけすごいか、とか、今はああいう話は別に普通っていうけどそれはみんなフォロワーだってことであって、とか、あれだけの街並みをポリゴンもなしにセルで描いてあれだけ動かして…とか、お前金田が死ぬほどかっこいいじゃねえかよ!!とか、思うところは有り余るんだけど、別にそんなこと考えて見ないといけないわけじゃないしな。向うだってそんなとこを説明されて理解したいわけでもないだろうし(そもそも説明する手段もつてもない)。
でもさ、振り返ってみて、AKIRAって当時のロックだったんだと思うのね。去年あたりでいう進撃の巨人といっしょ。若者のなんかもう何もかもぶっとばしてぇみたいな気持ちの発射口だったのよ。なーんも省みないで刹那的なエネルギーのままぶっとばしたり、主人公へのコンプレックスと急激で巨大な力との間で自己を確立しようとしたりとか。そんで当時でいえばバイクやらのデザインがそれこそピーキーで狂おしいほどカッコよく見えたものですよ。あの絵の精緻さとデザインセンスで、いわゆるアニメオタク以外にもウケたんだから。
そうそう、「なんで最後大覚アキラとかって旗揚げしたの?」って疑問(?)もあったけど、それも「ロックだから」だと思うのね。私も中学生当時、あのラストはよくわかんなかったよね。終始アキラに何の興奮もなかったし。でもさー、大友克弘感覚では、というかAKIRA作中の時代・世界観では、最大のロックって左翼活動なんだよね、多分。アキラっていうのはまー、単なる象徴なわけ。そういう活動にはそういう旗印が必要なわけ。まー、旧世代の失策の象徴だとか或いは旧世代が御せなかった巨大な力だとか、そういう説明もできるとは思うけど、その辺はあいまいでいいのよ。世界規模のカタストロフがあったけど彼らにとっては自分たち以外のことなんか知らねーし、事が終息したその時に、これで世界平和だ!なんてことは彼らの結論としてはあり得ないわけだ。彼らが経験したことはあくまで彼らのことであって、仲間以外とは繋がってない。っていうところでの結論だと思うんだな。
って、今さら私が説明するまでもないことなんだろーけど、振り返ってまとめてみた。
しかしなんでお前はそこで真琴なのか…。お前だよお前。お前そこはいつもなら御子柴部長って言ってるとこだろ。そんで無難にあえていうなら御子凛だけど~御子柴兄弟可愛いね~って萌え未満でグダってるとこだろ。なんで真琴だよ。普段のお前の趣味からしたらありえないだろ。お前!! は!! そんな!! 奴じゃ!! な・か・っ・た・は・ず・だ!!
と、自分に詰め寄る日々です。
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