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昨日初めてポケモンのエンディングを見たんですが、何あれ辛すぎる・・・! 泣ける!
ああいう、絵本ぽいっていうか、みんなのうたみたいなのに弱いです・・・。ていうか人外(動物風)って・・・!
しかも来週はあの2人(2匹?)の話だそうで、やばい・・・見てしまいそう・・・。
銭ゲバのドラマも第1回見ました。
何だか・・・ものすごくちゃんとドラマでした・・・。いい出来なんだと思う・・・。
あの主人公が間違いなくかわいそうだもの。子役の子、演技上手!! 見てて辛いよ!! かわいそすぎるよ!!
気になって、あの子の幸せになるのを見届けたくて、つい見続けてしまう人、結構いるんじゃないかと思う。少なくとも、うちのダンナがそうだ。
原作ファンとしては、「チガウ・・・蒲郡風太郎はこんなじゃない!!」と思うことしきりですが、あの原作をそのまま地上波にのせるのには反対だしな・・・。
ドラマはさすがに、最後幸せになってくれないと辛すぎます。何とかしてくれ、スタッフさん!
原作は、主人公、全然かわいそうなんかじゃないからね。
もっとね、こうでね、こうで、こうなるんだよ!!と、ダンナに原作を話して聞かせたら、「気が狂ってるとしか思えん」と、そんな漫画があることすら信じられないふうでした。何のために描いたの? そんなもん、誰か読んで喜ぶの? みたいな。
わたしはあの、どう考えてもこうしかならない、と、強烈に思い知らされる原作好きだけどなあ・・・。
良いとか悪いとか可哀想とか、そんな言葉が全く意味を成さない人生。もうね、すごいのよ、ジョージが。
岩が、崖をひたすら転がり落ちる。転がってる間は上も下も解らない。在るのだろうが、考えていられない。
ただただただただ、ひたすら落ちて落ちて落ちて落ちて、最後に、砕け散る。
そういう、ただそれだけの激しい名前のないものを見せつけられた気持ちになります。
それと、ちょっと前になりますが、どろろ。テレビでやってましたね。
「映画」として楽しむ映画だなーと思いました。2時間違う世界につれてってもらう系。(系って)
どろろも、わたしは原作から入った口です。あの、超打ち切り臭い原作。
百鬼丸が、何故そこまでってくらい、人間の体になることを求めるんですよね。
今はからくり(って呼称だったかどうかわかんないけど)の体で、だからこそ強いってのもあるんだけど、各部位が人間になっていくごとに実は弱くなるんだけど、それでも、人間になりたい。
何故なのか。どうしてそこまで、今現在自分を差別し虐げる人間になりたいのか。まるで、人間になって初めて自分の人生が始まるんだといわんばかりに。
そこにすごく惹かれたのを覚えています。
何だろうね? 傍から見たら損な選択をあえてして、その為に全力を費やす。そういう姿勢に惹かれてしまいます。
妖怪人間とかもそうなんだけど。
妖怪人間たち(ベム、ベラ、ベロ)は何故だか人間に憧れて、いつか人間になることを目指して、且つ、人間のために戦う。自分たちの人外の能力を、人間のために使う。
別に、人間のために危険な目に遭っても、そのことで願いが叶うわけじゃないんだけどね。
「人間を守るのがこんな姿に生まれた我々の使命だ」とでも言わんばかりに(言ってたかも?)。
<ネタバレ>
しかも最後は、そんな彼らを人間たちが殺してしまうんですよね。
やっと人間になれる薬を手に入れて、しかし飲んでいいのかと悩んだ末、「もし自分たちが人間になったら誰が人間たちを守るんだ」って、妖怪人間のままでいることを選択した彼らを、愚かな人間たちが殺してしまう。
異質な彼らを勝手に畏怖して、館ごと焼いてしまうんだけど、その時、逃げようと思えば逃げられたのに、人間たちの選択に身を委ねる妖怪人間・・・。
</ネタバレ>
最終回は殊更に泣けるので、機会があれば皆さんも是非!
最近てこういう、どうにもならなさが等身大で描かれてる作品がない気がする。
「仮に極限状態になったら」なんて飽食時代の娯楽的なもんじゃなくて、極限てなんだかわからないってくらい気づいたときに既に極限状態に在る人間の話。
求められてないからかなあ・・・。
どうにもならないけどどうにかするしかないじゃないか!と、そういう強さって、もういらないんだろうか。
だから簡単に辞めたり死んだりするのかな。
もしかしたら、荒木作品と手塚作品が似てると感じたのは、こういうとこもあるのかもしれないです。
生への執着というか。
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