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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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ルーティン

<追記>アマゾンリンク増やしたので続きに入れました。</追記>


「波打ち際のむろみさん」 (名島啓二/講談社)

最近この漫画が好きです。少年漫画では今一番毎週楽しみにしている漫画かもしれない。
ものすごくまったりした、1話10ページないくらいの漫画です。個性的で絶対おかしいに違いない人が至極真っ当な子と絡んで、毎回意外に真っ当に〆てくれる。ヘンなくせに真っ当なこと言うのが大好きです。安心感と単純なかわいらしさに癒される漫画です。
これ読んでちょっと、萌え系日常4コマとかが流行るのがなんとなくわかった気がする。

わたしは癒されたいのだ。癒してくれる漫画がほしいのだ。いつもそこにいてくれるみたいな漫画が、今、足りないのだ。そう、ずっと寂しかったんです。
そういう漫画が一番いいとか一番好きとかいうわけではないんだけども、そういう漫画がないと日々が寂しい。
毎週読みたい漫画って、2種類じゃないかと思うんですけど。とにかく次(先でなく)が気になるか、毎週そこにいてくれる安心感がある漫画。そういう漫画がないから、最近のジャンプは別に読まなくていいかなと思う。もしかすると最近雑誌の売り上げが落ちてるていうのは、そのせいもあるんじゃないかと思う。
最終的にどうなるかじゃなくて、次、すぐ次がどうなるか気になって仕方ない漫画。そして、毎週読めて安心させてくれる漫画。そういうものが足りなくないですか最近。単行本で読めばいいみたいになってませんか。まとめて読まないと面白さがわからなかったり理解できなかったり。
別にいいんだけどさ。単行本売れたほうがいいんだろうし。それはそれで面白いし。
でも、市場は広がらないですよね、多分。新人を育てる土壌がなくなるし。別にいいけどさ。そんなことを心配したいわけじゃないしさ。

結局、寂しいんですよ。毎週気になるものがないと。そんで次の展開が気になる漫画は隔週とはいえ青年誌(スペリオールとか)にあるからまだいいんだけど、いつもそこにいてくれるような癒し漫画が、ここの所わたしには足りなかったんです。「でろでろ」と「アゴゲン」が終わってから、なかったんです。そこに現れてくれたのがむろみさんでした。
ものすごくかわいいのですが単行本で最初から読むように勧めるほどの漫画ではなく、マガジン毎週読んでたらいつの間にか気になってたみたいなのが理想の読み方です。多分そういうとこに、こういうジャンルが流行らない(出版社が押さない)理由があるんだと思うんだけど。金にならないからね。
ジャンプだったら早いうちに打ち切られそうな漫画を、毎週載せてくれる週マガがわたしは好きです。そういう金にならない部分もさあ、世の中にはないと寂しいじゃないのよ。

最後に、その他わたしの癒し漫画を挙げておきます。


「主将!!地院家若美」 (やきうどん/講談社)


「でろでろ」 (押切蓮介/講談社)


「アゴなしゲンと俺物語」 (平本アキラ/講談社)


「世界の孫」 (SABE/講談社)


「阿佐ヶ谷腐れ酢学園 エマニエル編」 (SABE/ワニマガジン)


「バカ姉弟」 (安達哲/講談社)


「シンプルノットローファー」 (衿沢 世衣子/太田出版)


「ちづかマップ」 (衿沢世衣子/講談社)


どれもこれも、連載中は何も思わずに読んでて、終わってから寂しくなって単行本揃えようか悩むんだ・・・。わたしが買わなきゃ誰が買う!!ってくらいなら買ってるんだけどね。そこそこ人気ありそうだったら油断してしまうのね。
今回は、最後に銀魂の悪口は言わないで終わろうと思います。

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