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「地獄組の女」 (SABE/久保書店)
面白い。
青い花を読むとライスショルダーを読みたくなって、ライスショルダー読んだら次はAKB49に手が伸びる。何となく連想させるというか、わたしの中でその流れで結論が出る感じ。多分その3作品が、女が女に憧れる、惚れる気持ちの好例なんだと思う。女同士のあり方についての解が自然に導かれる。
地獄組の女は、寄生獣とHUNTER×HUNTER(読んでないけど)の間、みたいな。あの2つから志を捨てたら、こんなにあっさりまとまるんだなあ。寄生獣とHUNTER×HUNTERは全く似てるとは思わないけど、デビルマンと地獄組の女を楔とすれば、この2作品を繋ぐことができる。
そんなことをフラフラ思ったんですけど、人に説明できるようにはまとめられないわ。あえていうなら、「悪」論かな? 悪っていうけどさあ、みたいな。でも人間てどうだかなあ、みたいな。善と悪の間にあって、というか、善と悪だってそこに差はあるのかというか物質があって精神があってその間を埋めるには全く穢れなくとはいかないというか、業というほど大げさでなく、因果というにも普通すぎる何かがあって、それは善なのか悪なのかじゃあ人間て何なのか、人間がそう決めるんだから決めればいいじゃん、それにどれだけの意味があるんだか知らないけど、みたいな。
描いてみたら全くネタバレじゃなかったな。
あ、人並みの不良少女が地獄組という極悪組織に拉致され改造されて運命が狂いまくるけど狂ったところでどうなんだっていう話ですよ。話の構成はほんと見事なんだよなあ。なんかドラゴンボールみたい。ヤクザと宗教と政府の三つ巴の渦中で女たちがドラゴンボール? ああ、こんな説明じゃやっぱりわからないわ。
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