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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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好き/嫌い

うーんでもやっぱりさあ、ジャンルやタイプでダメってのはほとんどないのよ。
恋愛のドロドロだってエロエロだってラブラブだって、さっぱりだってあっさりだってすっきりだって好きなものはあるし。特に好き、というのはあるけど、絶対ダメってタイプはない。こと恋愛ものでいうと、身の丈に合ってない感? そういうのがイラッとくるんだと思う。そこまで言うこっちゃねーよ、とか。たったそれだけのことをなんでわざわざ?とか。こいつら言うほどいいもんでもなくね?とか。いっそ一人でオナニーしてればいいと思います、とか。そーゆーんだよ。
根底にあるのは昔、高校のときほんとに家のことでどうにもならなくてどうするか死んで見せてでもやるかってとこまで悩んでたときに、女子たちが私のことを「好きだった先生に振られてショックを受けてる」と噂してたと知った時のあれがな…。そこに関わるものだけは今でもダメだ。人の悩みを何でも恋愛にからめるな。何かそこからわたしの女子の群れに対する偏見ができた気がします。そういうとこも水城せとなはすっきりしてくれていーんだけどね。
後は母親に対する嫌悪感? 経産婦のくせに処女レベルの男性認識に辟易する。こんなことを描いてくれるのは世の中に萩尾望都だけじゃないかと。母親悪女二元論が世間では幅を利かせてるんだけど、それじゃないんだよ。聖女風白痴女とでもいおうか、そういう母親がいるってことの問題があるんだよ。
結局恋愛ものの好みは、どんな女の人生を肯定するかという点にかかっているのかも。
自分のやってきた形があんまりいい方じゃないのは自覚してるので、自分よりもっと幸せだったりハイスペックだったりまっとうだったりする恋愛に対してはものすごく推奨派だし、未熟さゆえの失敗だとか暴走の末の破綻だとかも身に沁みて感じ入ることができるのですが、だからこそそういうのを否定する偽物が嫌だ。

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