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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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相棒は結局、新相棒に愛着もてるまでは伊丹さんとか米沢さん出しとけば外れはないんだ。でしょ? あと、内村刑事部長。あの何ひとついいことをしないとこがたまらなく好きです。ダンナも好きらしい。伊丹さんの次に。
しかしあの(刑事部長の)俳優さん、かつてはアクション俳優だったんですってね! 松田優作とかと刑事ドラマで暴れまくってたとか。芸名かっこいいもんな。片桐竜次って。しかしですね、そんな過去を知っちゃうと、もしかして今後相棒でもアクション見せてくれたりしたら、人気がうなぎのぼりなんじゃないのか! そんな展開もあったりしちゃうのか!とか、変に期待しちゃったりしますね。

他には、理由(宮部みゆき)見た。淡々とした演出なのに引き込まれた。気になって最後まで退屈せずに見てしまった。
重力ピエロも見た。小日向文世さんの役が素敵だった。かつ、加瀬亮と岡田将生は男前でした。話は、まあ。
半落ちは、今見てるけど、伊原さんと柴田恭兵がひたすらかっこいいだけで今のところあんまり面白くない。

アンチなので、まあ手を変え品を変え批判しかしないといわれればそのとおりですが、そう、ワ☆ンピ☆ース。
たとえばドラゴンボールって、大人になってから見たら感じ方が変わるっていうじゃないですか。確かにそうだと思う。だって、ちゃんと大人が大人の目線で世界を理解して描いてる(多分ね)から。
それがいいかどうかは個人の価値観ですが、私はそういう作品のほうが深いと思ってて、やっぱりすごいなと感動しちゃうわけです。そういう描き方に。ドラゴンボールに限らず、結構昔の漫画ってそうなんですよね。子供が理解できる内容だけで構成されていない。だから、大人になってから読み返すと新しい発見や感動がある。そしてわたしはそういう作品に価値を感じる。
じゃあ、今の人気漫画ってどうだろうか。っていうと、そうじゃないんじゃないだろうか。という話。読んでるときはそれなりに楽しめても何も残らないのは、私がいい年だからということと、大人らしい大人が存在しない世界の話であることのせいだと思う。大人になり方がまず描かれていない。子供に対する大人の役目、大人のかっこよさ、責任・義務、など。終わらない夏休みみたいな漫画ばっかりなんだよなあ。
そういえば私は途中までNARUTO大好きだったんですが、元々ハマッたのって、自来也がナルトに修行つけてるとこからなんですよね。あの大人像がかっこよすぎて理想で、1巻から読んでみたら大人たちがちゃんと大人! なのに今ではその大人たちが、自分しか見えてない子供たちに世界とかそういう大きなものを早くも託そうとしてるから・・・。エエエエエエエ・・・みたいな。すっごい脱力。
今の時代、子供の世界でしか通用しない生き方しか描かれてない漫画が多すぎる気がする。自己実現しか考えずに社会に出てしまっていいのか。いや、だから社会に出ずに済まそうとしてるのか。それとも社会では否応なくあれもこれも考えざるを得ない状況だからこそ漫画では煩わしさから開放されたいのか? ある意味癒し目的?
そういう内容に不満があるなら青年漫画でも読めばいいんだろうけど、恐ろしいことに今の時代、少年向け以外でもそうなんだよな・・・。とにかく甘い。子供やオタクや落伍者に。大多数の弱者に。
私は、強者の理屈で世界は回っているけど弱者だって否定されても生きてる、みたいな作品が好きです。弱者はさ、肯定されちゃ駄目なのよ。否定されても生きるってくらいじゃないと。と、思うのですが、どうやら今では世の中はそうではないようですね。

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