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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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漫画絵

某有名漫画家さんの絵のことで、「色使いとか、ほんとにすごいじゃないですか」って話を振られて、わたしはそれを否定する形で返してしまったことがあって。
それは、否定ってか、「そこ?」って感じだったんですよね。


わたしは漫画家の絵について、あんまり色使いがどうとかは問題にしないんです。基本漫画って白黒だし。カラーは機会があってカラーになっただけ、くらいの認識というか。
デッサンがどうこうも実はあんまり。自分自身がそこまで見れるほどの能力がないというのもあるし。色についてもね。だってわたし、3色以上使って絵を描けない・・・。
あえていうなら、構図と表情かな? 漫画絵で気にするものといえば。

基本、漫画絵で大事なのは、説得力と存在感だと思っています。てか、信じています。
そのキャラクターが、実際そこにいると感じさせてくれるような、感情や行動に納得・共感させられ感動させられるような、そういうのが大事なのだと。
「誰が何を思ってどうしてるのか」を伝えるためのものなんですよね。わたしにとって漫画絵とは。キャラクターの見分けがついて、表情から感情が読み取れて、見ているだけで追体験できるような動作の描写があって、どこで何をしているかがすぐに分かる。それが漫画絵の価値。

それ以外の、色だとかデッサン力だとかデザイン性だとかは、あんまり漫画絵にとって誉め言葉でないと思う。個人的にはね。
だから、そういう点は、漫画絵として見てない絵についてしか問わないかな。


ということを、言おうかな~、今度会ったとき言おうかな~、でもいつになるかわからんし・・・メールは様々な理由で不適切すぎるし、とか、思って、こういう距離の置き方もやな感じかなあとは思いつつ、結局ブログに書いてしまったんですが、これだけ書いてももしかして当人はそんなこと覚えてないかもしれない。

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