不埒

↑で、「別フレ」の略だと思う人っているの？　しかし別フレ自体も別冊フレンドの略だ。
だから何だ！！


バナナフィッシュ、読みました！　読み直しました。

この二人が好きです・・・・・・・・・。

そうか・・・アレって・・・あの感情って、萌えだったんですね・・・。
今なら分かる。
うん。昔から、あの頃から、わたしの好みって変わってないんですね。
経験値の高い大人と、才能溢れるガキ・・・。ああ、好きだ！！

でもさ、ホッとするじゃない。あの漫画の中で、この二人の存在って、癒しじゃない。
末法の世に正法に出会ったような気になるじゃない。
だって、ホモじゃないんだぜ。特には欲もないんだぜ。みんなうまくいけばいいなって思ってるんだぜ。
あ、だからショーターもケインも好きです。単体ではショーターが一番好き。

ユーシスやアッシュじゃダメなんです。
シンじゃないとダメなんです。ブランカとシン。
こうね、いい方に回りそうなのね。痛みも伴うだろうけれど、きっといい方に変われると思うのね。この２人が出会うと。
そういうのが好きなんです。坂沖も沖陸奥もそうだよ！

内容としては、陳腐といえば陳腐なんだけど、古いといえば古いんだけど、そういうとこも全部含めて、良かった。ちょっと泣きそうだった。
アッシュは、そうだよねえ。ああしかならないよねえ。
最後のコマに流れる空気の柔らかさが、一層運命の残酷さというか、この世界の中での彼の在りようを強調しているような、そういうね・・・。
あそこで脱力して、つい泣きそうになるんです。

昔からのホモ少女漫画って、こういうテーマだよね。そうだよね。ジェンダーっていうか。
過去の傷を掘り返したり癒したり。とにかくそこには、その過去には、必ず傷があるんです。そのせいで、簡単には幸せになれない。そういう話。
何でか、そういうのを昔の少女漫画家たちは、男で描いたんですよね。（女のもあるけど）
その気持ちは分からなくもないけれど、今思えば、それって逃げのような気もしなくはないかな。でも、時代もあるしね。

バナナフィッシュを今回読み直して思ったのは、

これに似てるなあと。
バナナフィッシュの方が少女漫画的で、パームシリーズの方がオタク漫画的ですね。
でも、アクションに重きを置いたところとか、マフィアやシンジゲートが関わってくるところとか、他とは違うこの２つの共通点だと思います。
この２つ、同じテーマについて全く違う結論を出したようなところが、比較してすごく面白いです。


あとね・・・番外編の方のあとがきマンガ見て・・・だからお前らはよ！！！と思った。
バナナフィッシュを学園ものに・・・って。

何じゃそりゃ――――！！！


（↑その時のわたしの心象風景）

これがあれか・・・
「命がけで戦ってる人が好き」とか言う人に限って描いてるもんはエロエロかラブラブの法則（女性向け同人の法則７）
かァァァァァァ―――――――！！！！
大概アレだよね。誕生日祝ったり（セックスしたり）、お花見いったり（セックスしたり）、温泉いったり（セックスしたり）・・・ですよね。
と、かなり昔からつっこみたかったんですが、さすがに同人サイトでは発言を控えていました。しかし今なら気兼ねなく言える！

こうな・・・自分の好きなものを自分の好きなようにすることしか考えていないそういうアレがな・・・悪いとは言わんが、実は結構苦手です。（しかし度をすぎると爆笑できる。ていうかしてた）
というか、それはせめて自分の妄想の中だけにしとこうよ。それが慎みというものだよ。原作に希望出すのは・・・ルール違反だろ。
別にいいけどね。

ちなみに、法則７とか言ってるけど、その数字に特に根拠はない。多分そのくらいの順位が妥当だと思ったの。（個人的に、他にもいくつか法則は発見している）


何だか話が脱線しましたが、バナナフィッシュは良かったです。
光の庭は、いいエピローグだったと思う。あの話は、ホモがないこともあって、非常にホッとする。
癒すしかないのよ。癒えていくしかないのよ。


でさあ、最後に何ですが、
わたし、拍手に「☆」いっこ入れてって書いたよね！！？？？？
書　い　た　よ　ね　！　？　（←自分的にはアンガールズの田中の真似）
なぜだ・・・なぜ伝わらんのだ・・・。なぜ無言で１０回なんだ・・・。いーけどさあ。
何となく、知り合いのような気がする。（そもそも殆ど知り合いしか見てないけど）