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坂沖陸奥っていうのは、個人的には吐くほど萌えで、つーか結局自分て根深く且つ歪み奉った(?)ファザコンなんだ。あくまで!
坂沖陸奥の萌えポイントとは
1.大人と子供の変則三角関係
2.誰もが誰かに片想い
3.それぞれ正反対のようでどこか似ている
というあたりが有名(あくまで!)ですが、それだけじゃない!! あれは、ファザコン娘のシンデレラストーリーなのですよ!
むったんにとって坂本っていうのは、擬似父親なわけ。この「擬似」ってのがまたわたしの萌え度を上げてくれるわけですが。自分で選んだ相手ってのがね! 全くよくもここまでファザコンをこじらせたものですよ! まさにコンプレックス!
自分で選んだ父親だからこそ、その惚れ込みようは尋常ではなく、何をされても構わないし何だって差し出せるくらいなんだけど、決してその人が自分のものにはならないことは解ってるし覚悟してる。必ずいつかは道を分かつ。でも、それがいつなのか、いつでもいいし今でもいいのだけれど、今でなくてもいい。いつかは、と、思いながらもやってこないその時。
を、もたらしてくれた王子様。それが総悟。自分で繋いだ鎖の鍵を差す勇気を与えてくれた王子様。鍵は、最初から自分の手の中にあったのだ。いつでも解けたのだ。その気になりさえすれば。そんな自分を、その気にさせてくれた人。それが王子様。そしてこれからは、鎖なんかなくても連れ添える関係をーーー。
と、いう話。
シンデレラストーリーって本来は、自分を全肯定で愛してくれる王子様に見初められる話しではないと思うの。いわれのない絶望的な不遇にある少女が、心根なり容姿なり、自分のなんらかの価値を素敵な誰かに認められて幸せを掴む話だと思うの。
いわれのない不遇というのは、時代や貧困、差別なんかがわかりやすい例だけど、女の子なら誰でも覚えがあるものとしては、「家」じゃないかな。不遇っていってしまうと家庭環境が悪いみたいだけど、どんな家庭でも大抵は、女の子の足には鎖が繋いであると思う。その鎖を解くタイミングを測りかねてる女の子はきっと少なくない。
で、それをいつか現れる誰かに委ねてるあたり、充分シンデレラシンドロームだと思うのね。まあ、わたしのことなんだけど、振り返ってみれば身に覚えのある人もたくさんいるのでは?
と、最後蛇足でしたが、坂沖陸奥はわたしの歪んだファザコンに根差したシンデレラストーリーだという話でした。父親は自分で選びたい! そうしてほっとかれても服従したい! が、いつかはその鎖を断ち切りたい! から、誰か迎えにきてくれー!! という、我儘願望。しかも、鎖を断ち切った後には父親の位置に立ちたい!! 自分のファザコンを十二分に味わって解消した上で父親役もやりたいなんてファザコンが他にもいたらかかってこいや!
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