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子供のころ貧乏だったお笑い芸人という人種が好きです。貧乏には限らないかな。生まれ育った環境や周りの大人がなんかおかしかったりダメだったりしたような人。
昔の悲惨な体験とかをゲラゲラ笑いながら話してるのなんか大好き。
でもできれば、ボケよりツッコミがいいな。悲惨な幼少期を送ったつっこみ芸人が好きです。
悲劇はつっこみで喜劇に変わると思う。
子供の頃の不運な環境って、自分ではどうにもならないじゃないですか。できないじゃないですか。
でも、そこで不運に任せて不幸になってしまうってのは、負けでしょ。勝つ必要はないけど、負けるよりは勝つほうがいい。
そこでどうするかっていうと、つっこみですよ、皆さん。
不運な環境とかダメな大人って、間違いなくつっこみどころ満載なんです。
不運てことは、世間一般とは外れてるわけでしょ。それって面白いことなんですよ、見方を変えれば。
自分の身に降りかかるから大変なんだけど、何でこんな大変な目に遭ってんだって客観的に見てくと、おかしくて仕方ない状況なんですよね。
無理して不幸な環境でもおどけて笑うって、アリだとは思うけど、わたしにはどうにも向かないやり方で、楽しくないのに楽しいふりってのが好きになれない。
それよりは、おかしなとこを見つけてつっこんで、客観視して笑うほうがいい。
別に、わたしって不幸って主人公になりきって酔うのもいいけどさ。ひとつのやり方だけどさ。
そこで酔っちゃうと、止まっちゃうじゃない。変われないじゃない。
ていうか、単にわたしに向かないだけかもしれないけど。
いつか報われることを信じてがんばるっていうのも、すごいと思うんだけども。
でも、報われるなんて保障はないもんなあ。わたしは根性がないので、ひとつのことを信じ続けて励むとかできないんです。
で、どうするかっていうと、つっこみなわけですよ。
前に矢部浩之が、
「親父がしょっちゅう金せびってくるからある時『もうやらん』て断ったら、『お前、勘当や!!』って吐き捨てられた」
というような話をしてて、あー、この人はなるべくしてなったつっこみ芸人だなあと思った。
ここまで語っといてなんですが、しかしこの世で最強なのは、つっこみどころだけでできているような明らかに間違った人間です。
どんな人かっていうと、例を挙げればダリオ・ブランドーです。
うちにもいるんだ・・・。ダリオ・ブランドー・・・。
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