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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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の、つもり

ガンダムというのはね、その時代その時代の子供たちを描いてるんですよ。いつの時代でも子供は本質は変わりません。思春期に否が応でも世の中に触れ、何かしらを感じ、考えるのです。その時代の世界情勢、政治、文化が違うから、感じることも考えることも変わる。
世の中というのは、いわば大人たちです。その影響下で生まれた子供たちが、自分たちの道を選ぼうと足掻くのが思春期ですね。その過程を、ガンダムでは描き続けているんです。それぞれの時代で。
例えばまだ冷戦下だった80年のファーストガンダムでは、アムロは政治理念の衝突の間で悩むわけです。カミーユの時代になると、冷戦下といってももう社会主義勢力は弱まっていましたよね。Zはそれを反映した内容になっていました。ジュドーの時代はそれがもっと顕著で、ノンポリなんて言葉が流行りましたよね。ジュドーってまさにノンポリでしょう?
今回のガンダムUCでは、そういったガンダムの基本に立ち帰ろうと。今の時代の若者たちが、世の中にぶつかっていかに悩み、戦い、どんな結論を出すのかということを描いています。
大丈夫ですよ。世の中が変わっただけで、子供というのはいつの時代もそう変わってはいないんです。ですから、今の世の中で自分が子供のだったらどうするかというのを考えれば、自ずと答えは出てきます。
その時代の子供たちについて描いているので、ガンダムシリーズのネタがなくなるということはありませんね。

って、もしわたしがガンダムUCの監督としてインタビューを受けたら、そう答える。

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