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一般化して語っていいのかどうかわからないのですが、まあ、主題は結局自分の話なので。
「男同士の恋愛ものを思考する理由として、女性である自分からの脱却願望がある」
的な。うーん。はっきり言葉にしてしまうと、一概にそうは言われてない気がするけど、そんなにBL方面に明るくない自分が唯一くらい知っている、よし☆な☆がふ☆みについて。 よし☆な☆がふ☆みがよく(?)語る、フェミニズムについて。そこに端を発するBL嗜好について。
の、違和感。
まずね、多分ここ読んでくれてる人たちなんかはいい加減気づいてくださってると思うんですが、わたしはよし☆な☆がふ☆みのそういうとこが嫌いなんです。もし本気で、「男の方が生き易い」なんてことを現代社会で思ってるとしたら、馬鹿だと思う。そうでなければ、視野が狭すぎると思う。もしくは、自分の女力の低さによる生き難さを、世間のせいにしていると思う。
というくらいに、嫌いなんだ。その考え方。
かつて、一時期はわたしも、ホモものを好む根底には女性という性に生まれたがゆえの窮屈さがあると思っていました。というか、今でも、この考え自体はあまり変わってない。それだけが理由でないにせよ、まあ、要素としてあるよね。少なくともわたしにはある。
でも、それって、「男の子に生まれたかった」というのとは違うんだよな。全然違う。男のほうが生き易いなんてことも全く思わない。寧ろ現代社会では女の方が、いろんな選択肢があって得じゃないか。働く道と働かない道、最近はいくらか主夫も増えているとはいえ、やはりどう考えても、主婦に比べれば風当たりがきついでしょう。女子大という施設(制度?)だってそうだよね。ほんと、女は戦っても逃げても許されると思う。男に比べれば。女物は女しか選べないけど、女は男物に手を出しても構わないでしょ?
もし、男に負けないくらいの体力やその他能力を有していて、それを使って戦って生きたいという女の人が、「男に生まれたかった」「男は得だ」と言うなら、それはそうだろうね。多分そういうところには今でも男尊女卑が残ってる。そういう人の言なら、わたしは全く反対しない。ちょっと申し訳ないとも思う。
でも、そうでない人が男の方が生き易いなんていうのは、ちゃんちゃらおかしいわ。
というか、わたしが嫌いな女の部分て、そういうところなんですね。
わたしはね、自分が女であることが嫌なんじゃないんです。女だから損であると思うんじゃないんです。
女の、特有の汚さ。そういうのを嫌悪するんです。それを顕著に持っている女が大嫌いで、いくらかは有している自分をも嫌悪しています。
だから、男になりたいのではなく、女特有の汚ささえなくなればいいんです。
具体的に挙げると、例えば、自分は戦わなくていいって高をくくってるとこ。無条件に優しくしてもらえたり許してもらえたりすると信じて疑わないとこ。傷つかずにすむ立場を保障されてると勘違いしてるとこ。
そういうの、男の人でもいるけど、でも、やっぱり女性的な特徴だと思う。わたしはそういうのが嫌いなんです。女として生まれて、だからこそ女の中で生きて、その中で嫌悪が根付いたんです。
そこからの女性否定で、そういうのを持たない存在への憧れ。そこから、男同士の恋愛に限らずですが、男主人公のものを読むんだと思う。
考えたら、そういう女の汚さを持たない女の子の話の方が好きなんですよね。男ばっかりの話と比較して。
そういうのもあって、BL好きの人の論調と馴染まないのかなあとか思ってみた。
でも、そこに重点を置くのは、わたし自身が「女は女らしく」とそれほど強制されなかったせいもあるかもしれないし、もしかしたらある程度そういう重圧や押し付けはあったけど、「そんなやつのいうこと聞く必要なし」って簡単に思い切れてたせいもあるかもしれない。
だとすると、結局そういうの全部の一番の根本にあるのは、わたしの人間同士の絆の捉え方があまりに希薄であるということかもしれない。
とか。
そういう話だ、結局。
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