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恋愛漫画の読み方について、結構つらつら書いたんですが、あれは恋愛漫画をひとつの例として挙げて説明しただけで、ジャンル問わず基本的な読書姿勢について、なんですよね。
で、恋愛漫画について補足すると、恋愛って、現代日本では人の目さえ気にしなければかなり自由度の高いものだと思うんです。だからこそ、わざわざ漫画にしてまで自分の恋愛を正当化するのが嫌い。同じく認められようとするのが嫌い。そのくらい、現実で処理しろよ・・・!と思う。ここは読書姿勢というより、自分の人生観や恋愛観の問題。
しかし、自分自身はそこまで恋愛の才能などがあるほうではなくて、現実問題としてそっちに時間や労力を割くのは割に合わない。ので、他人の恋愛をフィクションの中(現実でもいいけど)で見て追体験するという楽しみ方もあります。自分とは全く関係ない(だってフィクションだから)他人のだとはっきりしてる分、無責任に楽しめる。「こういう恋愛ってどう?」と聞かれているていで、「いいね!」と思わせてもらって楽しむ。多分、シューティングゲームなんかと同じ楽しみ方。無理だから仮想空間でやる。でも、できれば主人公は自分と別人のが気楽でいいかな・・・。ほら、シューティングゲームでも、銃乱射しまくっても殺人の罪悪感からはフリーでいたいでしょ。
ということをひっくるめて、自分の好みとしては、誰に認めてもらわなくったって構わない!くらいの気持ちで突っ走ってくれるような恋愛を見せてほしいです。だって、せっかくフィクションなんだから、それくらいの勢いなくてどうするの。その結果世間に認められるものも無しではないけど、ぶつかって痛い目見ちゃうのもすごくいい。突っ走って駆け抜けてみたら、全部勘違いだったって気づくのもいい。そういうのの方が、個人的には娯楽度が非常に高い。
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