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何となく何だけど、私のことを怖いとか、怒りづらいとか意見しづらいとか、そういう風に思う人って、「バカだと思われたくない」人じゃないかと思う。そういう人って必ずといっていいほど、私のことを頭いいって言うんだよね。それも、そういう気持ちの裏返しかなと。私っていかにも、他人のことバカだと思ってそうだもんな。些細なことでそう判断しそう。わかるよ。口を閉じて、たまに相手の目をまっすぐ見て目を逸らし、ふーんて感じで話し聞いてると、何となくそういう雰囲気を醸し出す。
前に国語の問題文で、「嫌いというのは自己投影である」ということが書いてあって、なるほどと思った。
相手を嫌うことは自己投影に起因する。自分が表に出さないでいる影の部分、その影を他人に見たとき、人間はその相手を嫌う。「男に媚びてばっかり!」なんて同級生に腹を立てる女は、自分自身の媚びたい気持ちをプライドなり美学なりで抑えているか、媚びても上手くいかないことばかりか、まあ、おそらく概ねそのようなものだということ。「自己投影」とはあくまで投「影」であって、自分そのものではなく自分の影を他人に見ることなのだ。そしてそれによって、人は他人を嫌うのだ。
国語の問題文は結構ためになるなあ。
しかし小学6年生に、「言語の存在の第一義は概念化にある」なんて文章を読み解かせるのはどうかと思う。どうかと思うぞ!
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