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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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暴言失礼

押切蓮助は絵の下手な田島昭宇。
かわかみじゅんこは絵の上手い雁須磨子。
「さくらん」と「毒薬」は内容の違う同じ漫画。
「武龍」はB級のYAWARA。

と、きて、なかいま強は絵の下手な鳥山明じゃないかな。なんて言うほどはもちろん下手ではないんですけど。
漫画における絵の上手さっていうのは、人間でいうと顔だと思う。見た目がいいというのはやはりかなりのアドバンテージですよ。それだけで充分注目されうるから、自分の価値を高く見積もれて、相応に高い自意識で行動できる。
で、鳥山明の絵の説得力というのは本当に凄くて。ドラゴンボールにおける戦いの決着って、エピソードとしては特に何てことないんですよね。話で聞いても、「え、そんだけ?」としかならない。でも実際観たら不満だの疑問だの文句だのは浮かばない。そういう絵の力がある。つかそれほどの人って、他にはわたし平田弘史しか知らないんですけど…。
と、そのレベルには達していないという意味でなかいま強は絵が下手。
しかしこれもきっと稀有な才能だと思うんだけど、キャラクターのユーモア性というのが、なかいま強と鳥山明は傑出してると思う。あんなキャラクターを描ける人を、わたしはやっぱりこの2人以外に知らない。
個人的な感覚だけど、初期の悟空は与那覇わたるとすごくかぶる。

ついでにいうと、村田雄介は絵のもっともっと上手い鳥山明だと思う。あくまで絵についてだけですが。
ていうか、わたしこの人が描いてたらワンピースもすごく好きになれたと思うんだ。

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