[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
≪ ピンチはチャンス | | HOME | | 完璧なシンデレラストーリー ≫ |
私が恋愛の何たるかを知ったもののひとつに、手塚治虫の『ヤケッパちのマリア』があるのですが、あの漫画の何がいいって、あれだけマリアマリアマリアマリア言ってたヤケッパチが、ラストではあっさり新しく現れた女にコロッといっちゃうとこ。
結局ね、ヤケッパチはマリアに、自分を産んですぐ死んだ母を重ねてるだけだったんですね。だから時期が来たら乳離れして、ちゃんと健全な(性欲含む)恋をするわけです。青少年のこういう即物的なとこほんと好き。年とって思うけど、若いうちはそれくらい新陳代謝活発でいいわ。
手塚治虫って変態だけど軸は健全なんだよね。そういうとこ、すごくいい。
≪ ピンチはチャンス | | HOME | | 完璧なシンデレラストーリー ≫ |