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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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物語に入る

「敵だったキャラが仲間になる」という展開も確かに熱いが、「嫌いだったキャラを好きになれる」の方が、より幸せじゃないだろうか。
上手いストーリーテリングって、そういうものじゃないかと思う。気持ちを振り回されるもの。そして、最終的には読んでよかったなあって思えるもの。物語に入り込むって、特に漫画の場合はキャラを身近に感じるってことで、好きになれたら一番いい。展開や叙述に振り回されて最終的に全部のキャラを好きになれるって、読後感が最高に幸せだよなあと思った。
たとえば私はジョジョ2部が大好きなんですが、あの部はまさにそれ。シュトロハイムだってワムウだってエシディシだって登場時はすっごい邪魔で結構やな奴なんだけど、最終的にはみんな好きになれる。ジョセフがひとつひとつ肯定してくれるから。そして最近寄生獣の完全版を買って読み直したんですが、田村玲子もいい。彼女についてはもうちょっと長く別の記事で語りますけど。あとは、自分的には多重人格探偵サイコの笹山も弖虎もそうだ。医龍も殆どのキャラクターがそうだった。
何というか、そういうのがいい。この辺いつもどおり深く掘り下げてみようかと思ったけど必要ないなと思ったのでこの話はここまで。でも、いいよねえ。よくない?

で、最後にちょっと自分用ブクマ。
鳥山明の最初期インタビュー(スターログ1980年11月号、インタビュアーは高千穂遙) http://d.hatena.ne.jp/soorce/20081109/p1
 ずっと前に読んだんだけどまた見つかってよかったー。おいとこ。

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