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について。必要ないけど書く。
父が何年か前に亡くなり、それによって自分の中で大きな変化があった。とにかく、父についてのマイナス感情が消えた。
うちの実家はそれなりの家庭不和で、父親に関して私は、憎しみとは違うけれど消し去れないトラウマ的な思い出があって、それはもう、実家を出てからも何度でも夢に見て苦しさで目を覚ますこともしょっちゅうだったわけです。が、父が死んで、全くそれがなくなった。なにひとつ彼についてマイナスの感情が湧いてこない。彼の尊敬に値する個性や、ユーモアを感じさせる生前のエピソードしか蘇ってこない。その死によって、彼に関しての全てが浄化されたような感じです。
人間死ねば終わりだと、心の底で思っているのかも。死人はもう自分に影響を及ぼさないから、悪く思う必要がないのかも。そうかも。だって、今では父の良いところしか思い出さないとはいえ、故人を惜しんだり悼んだりは全くしていないのだし。
私にとっては、死は全てを浄化するものらしい。死後の世界があるにせよ、霊魂は不滅であるにせよ、結局は自分には関係ないのだから。コミュニケーションはとれないのだから。その動向を知る術はなくなるのだから。終わったのならば、総括し、結論がつけられてすっきりできるというのもある。
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