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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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便利な言葉

いいことを教えてやる。
「お母さんはガーデニングをしてしまうからね!」という台詞に対しての、そんなただ自分の趣味でやることをわざわざ恩着せがましく押し付けがましく言われてもさあ・・・!という気持ちを、一言で表すとだな。
「知らんがな!」
となるのだ。
これは非常に便利な言葉だ。「そんなことなんでわざわざ私に言うの?」とか、「別に聞いてねーよ」とか、「その話いつまで続くんだよ」とか、そういうの全部、さあ、みんなで
「知らんがな!」
言ってやろう。一蹴してやろう。
これは非常に便利な言葉ですよ。ダンナが頻用してたら会社の先輩が真似し始め、転勤先でも使いまくってたらしく、そっちでダンナが言ったとき、「それ、○○さん(先輩)の真似?」と聞かれてしまったらしい。それくらいその先輩はネイティブでもないくせに多用してらしたようだ。だって、便利だもの。ものすごく便利なつっこみフレーズ。

その方言でしか表せないことというのはある。標準語訳は同じはずなのに、全く違うニュアンスになることがある。
ある人が言っていた。同意するには、東北弁に限ると。東北人に「んだんだ」と頷かれたら、何だか温かい気持ちになれると。ああ、この人はちゃんとこっちの話しを聞いて気持ちを汲んでくれたんだなと思えると。
逆に、関西人の同意だけは信用できんと。「せやせや!」って、だってそれもう同意や賛同というより、まるでただのにぎやかしじゃないか。合の手というか。

そして京都人の「知りまへんえ」以上に、相手を冷たく突き放す言葉はないと思う。凍った漬物で肩を切りつけられたような痛みが走るわ。←今この喩えは的確すぎると思って使ったものの、実際文字にしてみると全く意味がわからんな・・・。まあ、いいけど。
断定するなら、土佐弁だろう。「日本の夜明けぜよ」って、きっとそうなんだろうよ。ああ、そうなんだろうよ。
「九州男児で」の後にはやはり、「ごわす」しかありえないし。

比較すると、関東の方言て、感情表現について無頓着ですね。初めて関東でうどんを食べたときその出汁の濃さに、「こいつらが『傍ら痛し』を『片腹痛し』に勝手に変えた民族か!」と思ったね。
各地を転々としてると、そういうのつい気になる。

そうやって色々分類してたら、さっきワンピース見てロビンの声優さんが関西出身だと見破ったわたしを褒めて! 銀さんの声優さんは北関東出身だと思ったらやっぱり埼玉だった(埼玉は北関東です)。松平のとっつぁんはやっぱり西の方でいくつか混じってた。
感情を込めるときや間延びしてしゃべるときに、方言て出ると思う。
そのうちディアスポリスの久保塚早紀ぐらいそういうの見破れるようにならないだろうか。(目標)

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