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不埒

まっすぐ立ってフラフラ歩きたい

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情報中毒

でも・・・・・・さ・・・。「飽きたらいつかは切られると思ってる」なんてことを、本心でも、それって本人に直接言うことじゃないと思うんだよ・・・・・・。
いいけどさ。そういうの、情報として価値があって、好きだけどさ。わたしはね。
まあ、酔ってたしな。
しかしそれ以上に、心臓の話とかシマウマの話とかインディアンの話とかしてごめんなさい。
しかもまだまだ、カマキリの話と緯線の話もしようと思ってた。
でもわたし、今後、ものしりキャラでいくから。

そんなわたしが、いつでも求めているものは情報です。情報大好き。
最近、漫画が好きなんじゃなくて情報が好きなんじゃないかと思う。
ハッとさせてほしいよ。


伊集院(光)さんの話って、面白いと思うんですよね。
以下、個人的に印象の強かったやりすぎコージーの都市伝説の回での話。

昔、ある特撮で、「ゾルゲ」って名前の悪役が出てきて、それと名前が同じなせいで息子が小学校でいじめられるって、埼玉某市在住のドイツ人医師から苦情が入ったっていう話。それで、ゾルゲっていうのも確かにそう一般的ではない名前だし、局の方もその陳情を慮って、悪役の名前を変えたらしいんですね。
そして数年後、「あの人は今」みたいな番組で、その埼玉某市在住のゾルゲさん宅を訪ねてみようという企画が上がって、スタッフが探しに行ったら、見つからない。おかしいとさらに詳しく調べてみたら、実は、ゾルゲなんて苗字のドイツ人がその市に住んでいたという事実はないらしい・・・・・・。
と、いう話なんですが。
秀逸なのは、オチだと思うんですよ。後日談。
これね、都市伝説というよりは、「都市伝説はやっぱり都市伝説だった」という話なんですよね。こういうのをメタ視点ていうのかな。伊集院さんならではの、「余裕」の部分を持たせた話だと思う。
「ちょっと待てよ?」みたいなのがあの人の話や思考にはあって、それが面白い。

もうひとつ、最近読んだ、伊集院さんがカードを不正使用されたという話。

伊集院さんが、クレジットカードを第三者に勝手に使われたらしい。カード会社からの電話で知って、確認のため個人情報を色々聞かれるんだけど、そこで伊集院さんは、「あれ? 寧ろこれが詐欺じゃないの? こうやって個人情報引き出して悪用する気じゃないの?」って疑ったらしい。まあ、その後色々確認した結果、その電話は間違いなくカード会社からものだったんだけど。
でも、この考え方が、伊集院さんらしいなあと思う。「ちょっと待てよ?」っていうね。
慎重だ軽率だということではなく、「AならばBだけど、CならばDじゃないか?」っていう、他のパターンやその後の展開を想定するところ。

で、カード会社に自分自身が利用したのでないから、カードの再発行をしてもらったらしいんだけど、その後にまた考えるわけですこの人は。
今回の不正利用が行われたネットショップは、実は伊集院さん本人も利用してるんですね。でも、カード会社は何故だか訝って電話をくれたわけ。ちなみにそのときの金額は3万8千円。そこまで不自然ではない金額のような気がしますよね。
でも、伊集院さんはタイで奥さんの為に何万円もするブラジャーを買ったときや、魚民で後輩芸人たちにおごって会計が9万円にもなったときには、連絡はなかったらしいんですね。
それに対して、伊集院さんは、「何で?」って思うわけです。考えるわけです。

そういうところが面白い。頭が言いなんていう月並みな言葉で片付けるのもアレですが、考える癖のある人だと思う。情報集積能力が高いんですね。
そうやって、集めた情報をまた別の情報にして出してくれるから、あの人の話が好きです。


で、以下は悪口っぽいのでたたむ。


有吉がケンドーコバヤシを「薄い」と評したらしい。そのエピソードのお陰で、私が何でケンドーコバヤシを嫌いなのかがわかった。
そうなんだよ。「薄い」の。
オタクネタが多いせいもあるかもしれないけど、あの人の台詞って、借り物臭いんですよ。誰かの台詞やどこかで既に語られた内容を復唱してるだけなの。
好きな何か、よく知ってる何かがあって、それのただ知ってるというだけのことをずっと喋ってる感じ。
いや、わかるんだけどね。そういう既知のものを共有できるのが、多くの人に受け入れられやすいってのは。一般に知られてることを話した方が、どう考えても共感を得やすいよね。
でも、「情報として価値がない」ですよね。そういうの嫌い。

結局、オタクの集まりが嫌いなのと同じ理由でした。
真ん中にご本尊があって、みんなしてそれをただただ撫で回してるだけのかごめかごめ。既にある結論を何度も確認しあうだけ。
そういう、情報としての価値のなさが嫌いです。

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